エルピーダ支援企業選定、東芝が候補から外れる [投資]
ロイターが伝えてます。
~~~~~~~~~~~~~~~~以下ロイター記事~~~~~~~~~~~~~~~~
[東京 5日 ロイター] 経営破綻した国内DRAM専業メーカー、エルピーダメモリの支援企業候補から東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)が外れたことが5日、分かった。関係筋が明らかにした。
会社更生手続き中のエルピーダは3月30日、企業側が支援の意向を表明する第1次入札を締め切った。複数の関係筋によれば、東芝のほか、DRAM世界4位の米マイクロン・テクノロジー(MU.O: 株価, 企業情報, レポート)、ファンドなどが応札。同2位の韓国SKハイニックス(000660.KS: 株価, 企業情報, レポート)も応札したことを表明している。
~~~~~~~~~~~~~~~~以上ロイター記事~~~~~~~~~~~~~~~~
東芝が外れたのはちょっと意外でしたね。東芝側が条件を渋ったのでしょうか?
半導体の積層化に向けて東芝側としてはそこまでDRAMに拘る必要がないのかもしれませんね。
また、コモディティDRAM自体の微細化の進化が終焉に近づいており今後ますます利益を
出しづらくなるとの指摘もありますし、DRAMのみではなく他の部品との組み合わせなどで
付加価値を高めていかないと生き残っていけない状況ですが、東芝側が持っているデバイスとでは
相性がよくないのかもしれません。
参考までにPC Watch というPC関連の情報サイトの記事のリンクを貼っておきます。
PC Watch
~後藤弘茂のWeekly海外ニュース~ エルピーダメモリの行き詰まりはDRAMの終焉の象徴か
上記リンク先記事でもありますが、携帯端末向けメモリならば利益を出せる状況にあります。エルピーダも2010年にはそちらに舵を切ろうとしていましたが、資金力不足から設備転換を十分に測れずに増大していく需要をただ眺めているだけという結果になりました。政府支援の280億円では足りなかったのですね。
また、DRAM業界の置かれた現状なども上記のリンク先記事で詳しく書かれていますので一読ください。
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