米国の右傾化への懸念

リーマン・ショック以降というもの米国の右傾化には憂慮するものがありますね。

 

スポーツニュースのＨＰを覗いていたら次のようなニュースが・・・・・・

 

ギーエン監督を出場停止＝「カストロ愛してる」発言で―米大リーグ・マーリンズ

 

  ＞【ロサンゼルス時事】米大リーグのマーリンズは10日、米国と敵対する隣国キューバの

　＞フィデル・カストロ前議長に好意的な発言を行ったとして、オジー・ギーエン監督に5試合の出場停止処分を科した。

　＞同監督はタイム誌のインタビューで「フィデルを敬愛している。多くの人が60年にわたり彼を殺そうとしてきたが、

　＞まだ生きているからさ」などと語った。

　＞チームの本拠地マイアミは圧政を逃れた亡命キューバ人が多く、批判が高まっていた。

 

 

政治信条は個人の自由というのが米国の建前だし、ギーエンの場合政治信条に関する発言ではなく単純に

人物として好きか嫌いかの問題である上に多少皮肉交じりで真意として大まじめに賞賛したたぐいのものでもない。

 

この程度の発言にまでいちいち出場停止処分などを課すということは、それだけ米国人の心にゆとりがないという

いい証拠でもあるだろう。政治も人の心も内向きになり自己中心的になっている状況が目に見えるようだ。

 

 

こういうのは特に日本のように政治力が弱い国にとって大きな影響がある。欧州もそうだが、特に米国に余裕が無いと

事の是非を問うまでもなく受けざるをえないのが政治弱者の日本の弱みだ。

 

特に当面の課題としての金融政策について、足かせは外れにくい状況だと肝に命じた次第だ。

日銀も、簡単に箇条な金融緩和をさせてはもらえないだろう。

 

 

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タグ：ＭＬＢ カストロ ギーエン監督 金融政策